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世界人権デー 150万人が臓器狩り反対

2013年12月13日

【新唐人2013年12月13日付ニュース】中国共産党による法輪功学習者からの臓器狩りをやめさせるため、世界各国の医師が参加する「臓器の強制摘出に反対する医師会」(Doctors Against Forced Organ Harvesting、DAFOH)が署名を呼びかけたところ、世界53カ国、150万人が協力しました。世界人権デーだった12月10日、台湾では与野党の立法委員により、この署名に関する記者会見が行われました。

 

「臓器の強制摘出に反対する医師会」の呼びかけで行われた署名活動では、わずか5カ月の間に、世界53カ国150万人が中国共産党による、法輪功学習者への臓器狩りに反対の意思を表明しました。

 

民進党 尤美女立法委員

「中共は法輪功学習者からの臓器狩りをやめるべきです。この件をきちんと調査し、迫害をやめねばなりません」

 

中国では、毎年1万件の臓器移植が行われるものの、ドナーとされる死刑囚の数と隔たりがあるので、法輪功学習者の臓器が使われていると言われます。

 

台湾国際臓器移植配慮協会 胡乃文理事長

「移植手術1件につき、10人以上のドナー候補が要ります。1年に1万件以上の手術なら、10万人以上が迫害で殺されているかもしれません」

 

この日、医学会の重鎮3人も、大陸で臓器移植を受けて、犯罪に加担しないよう、医者と患者に呼びかけました。

 

台湾医界連盟基金 呉樹民理事長

「法輪功の迫害は極めて悪質で、臓器移植だけでなく、台湾にも影響をもたらしました」

 

台湾安寧関心協会 陳栄基理事長

「医者として公民として、反対すべき行為です。倫理にも法律にも反します」

 

中華民国医師全国連合会 王三郎理事

「違法な移植は倫理に反するので、医者として反対します」

 

台湾ではすでに、5000人の医者が臓器狩りに反対するため、署名をしました。この日、日本の厚生労働省に相当する衛生福利部の大臣も、記者会見に出席しました。これから、150万人分の署名が国連に提出されます。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/11/atext1022200.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

 

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